ローンの会社をランキングで選ぼう～利率、貸付上限、系列など～

ローンは利息がつくものですから、どこから借りるかということは非常に重要なことです。金利の差、返しやすさなど、基本的な条件だけでも、大きな差になってしまいます。ただ、お金を融資している会社は多く存在し、その中でどれを選んで良いのかわからない、という方もいらっしゃるでしょう。

ローンの会社を選ぶ時に、いくつか参考にできるものがあります。テレビＣＭやネット上／雑誌の広告など、各会社の宣伝はもちろんですが、ランキングサイトや口コミ情報も確認できると、尚、良いでしょう。

テレビでＣＭを流すことができる業者に、闇金融と呼ばれるものは含まれませんが、雑誌の広告などには、そうした闇金融の広告が、野放しで載せられているケースがあります。家庭のポストに直接、チラシを撒いている業者や、広告に携帯の番号しか書かれていない業者には、闇金融も少なくありません。

闇金融かどうかを見分けた後も、候補はいくつか残るでしょう。そんな時、ランキングや口コミを確認すると、「ここは利息が高い／安い」などといった情報が出てきます。他にも、その業者が銀行系か、信販系か、消費者金融系か、ＩＴ系か、などといった系列情報や、実際の年利率の実績情報、審査時間の情報などが出てきます。また、一般には上限金額が500万程度に設定されているカードローンが多い中、たまに800万など、高額な上限を設定している金融機関があり、こうした情報も確認することができます。

系列が確認できると何が良いのか、と申しますと、それぞれの系列による特徴があるため、それがわかるということです。特に、銀行系は総量規制の対象外ですから、専業主婦などの借金には、この銀行系を選ぶ必要があります。また、ＩＴ系ですと、窓口（店舗）がありませんから、インターネット操作が苦手な方には不向きですが、逆にすべてネットで済ませたい方には便利です。

現状で、カードローンの場合、「利息が安い」というところは、だいたい下が4％前後、上が14％～15％程度です。また、見たところ「審査が甘いです！」と主張しているある業者さんは、15％～20％と書いており、「安い」と主張していましたが、これは高い金利ですので、お間違いのないように、ご注意ください。これは今の法廷金利の最大の数値です。これ以上高ければ、それは、闇金融です。また、逆にあまりにも金利が低すぎる表示の場合も、少々、違和感がありますね。契約書に同意しようと確認したら、実は高い金利だった、などのケースにご注意ください。

ランキングで金融機関を選ぶ時には、１つのサイトだけを確認せず、複数、調べるようにしてください。サイトによって、異なる情報が出てくることがありますし、悪質業者の自己登録などを見破るためにも、そうしてください。また、口コミを読む時は、マイナスの情報をしっかり確認するようにしてください。