個人事業主だからと諦めていませんか？融資を受けたい事業主様へ

事業のための設備投資など、何かとお金のかかる個人事業主さんですが、決まった金額の給料があるわけではないため、借金の審査に通りにくいイメージがあるかもしれません。けれども、相応の稼ぎがあるのであれば、諦める必要はありません。

公的機関で借り入れると、個人事業主の場合、必要な書類は創業計画書から決算書、納税証明書、資金使途資料など、多くのものが必要になります。その書類を準備するだけでも時間がかかってしまうため、じっくりと検討した上での設備投資には使えますが、ちょっとお金が足りない、など、時間がない時には利用しづらくなっています。

公的機関以外でも、金融機関の中には、個人事業主に対しても、積極的に融資をしようと考えているところが存在します。個人事業を行っていても、必ずしも収入が不安定とは限りません。特定の取引先とやり取りをしている方も、少なくはないでしょう。実は、返済できる当てがある場合、個人事業主は総量規制の対象外になり、年収の３分の１を超える金額でも借入できることになっています。ですから、消費者金融の側も、こうした方への貸付を強化してきています。

人によっては、個人事業を始めてしまうとカードの審査に通らないのでは、と先にカードをつくってから事業を始める方もいるようです。けれども、職業が変わった事実がローンの会社のほうに発覚した場合、カードが停められてしまう場合がありますので、職業に関する正確な情報を伝えておくほうが良いです。とはいえ、事業開始直後に審査に通るか、という問題もありますので、もし、初期投資のための費用が必要なら、事業開始前、まだ会社勤めなどしている段階で、準備を整えておくほうが無難でしょう。